いわゆるホームポジション(以後はHPと略称する場合がある)の重要性

【書き出しの序論】

上記の重要性を知ったのは、恥ずかしながら割と最近である。

 

【起】

それまでは、恥ずかしながら、使ったものは使いっぱなしであった。ぶっちゃけ、「元にあった場所(HP)に戻す。」という発想がなかったのである。より具体的に書くと、例えば、どこの家庭でも、コップなどから始まって、筆記具、ハサミ、ホッチキス、リモコン「等」、HP(が定められているもの或いはそれ)が分かり難いもの、が少なからずあるだろう。

【承】

こういった「しょっちゅう使うモノ」に関しては、HPを決めておいた方が良いはずであり、HPを決めておいた方が後々便利「なはず」である。例えば、どこの家庭でも「自宅の鍵」などはHPが決まっているだろう。いざ急いで出かける時に「あれ、鍵どこだっけ?」ではお話にならない(=その急ぎの用事は必ず遅刻する)からである。では、筆記具、ハサミ、ホッチキスのレベルとなるとどうだろうか?「あれ、ハサミ(ホッチキス)ってどこにあるのよ?」と(しょっちゅう)探している人が、この記事を読んでいる読者様の中に一人はいるはずだ。いやきっと沢山いる「はずである(←単なる願望)」。

【転】

 ところで、最近のテレビやエアコンなどの電気製品では、「本体側に操作ボタンが無い」言い換えると「リモコンがなければ本体の操作を何らできない」製品が増えている傾向にある。この場合、「リモコン」の在りかが分からないと、その電気製品を全く操作できない羽目に陥る。(※この場合、「予備のリモコン」を持っておくと便利かもしれないが、それはこの日記の主題との関連性が薄いので、ここではこれ以上の言及はしない。また、リモコンの電池が切れると同様の事態に陥るが、同様に主題との関連性が薄いので割愛する。)

【結】

 結論的に、我が家では、実験的に、リモコンのHPの範囲を限定するために、非常に原始的な方法ではあるが、リモコンに「紐を付けて」いる。より具体的には、紐の一端側を適当な場所(例えば固定フックなど)に縛り付け、紐の他端をリモコンに縛り付けている(その内緩んで来るのでテープも貼り付けている)。こうすることにより、リモコンが「どこかに行って(逝って)しまう」事態を有効に防止することが可能となった。

【余談】

 私的には、ハサミやホッチキス「等」も良く使う道具であるがために、上述と同様に「紐を付けて」いる。詳細は同様であるため割愛する。これにより「あれ? ハサミ(ホッチキス)どこにやったっけ?」という(本来無駄な)コスト、具体的には精神的な負荷(心理的なイライラ感を含む)や探している時間(余計な肉体労働等)が従来よりも大幅に減少したので、生活の快適度が改善された。